【京阪大津京】プロ野球OB選手による野球教室『夢の架け橋プロジェクト』

今回はロモアさんのご協力の元、12月25日(日)に京阪大津京駅近くの皇子山球場で3年ぶりに開催された、滋賀県出身プロ野球選手会の方々による、『第4回こどもたちの未来へ、夢の架け橋プロジェクト』野球教室を取材させて頂きました。

下の記事が、ロモアさんが取材された、3年前の野球教室の記事です。

目次

開催の趣旨

夢の架け橋プロジェクトは、未来ある子供に野球を通じて夢を与えるという目的で、滋賀県出身のプロ野球選手から直接指導を受けられるという、野球少年達にとっては夢のようなイベントです。

野球教室講師の方々

今回は、以下のOB選手の方々が講師として参加されていました。

村西辰彦さん 元北海道日本ハムファイターズ

木谷寿巳さん 元東北楽天ゴールデンイーグルス

島脇信也さん 元オリックスバファローズ

村西哲幸さん 元横浜DeNAベイスターズ

松村豊司さん 元オリックス・バファローズ

西川純司さん 元埼玉西武ライオンズ

中西健太さん 元福岡ソフトバンクホークス

小熊凌祐さん 元中日ドラゴンズ

石川駿さん 元中日ドラゴンズ

則本佳樹さん 元東北楽天ゴールデンイーグルス

岩見政暉さん 元東北楽天ゴールデンイーグルス

野球教室の様子

透き通った青空の元に集まる子供達
野球教室講師の方々

講師の方々による挨拶の後、早速ウォームアップ。子供達が元気に外野のポール間を走っていました。

ランニングの後はみんなで体操。

元横浜の村西哲幸さんが子供たちに、寒いと怪我しやすいから、しっかり体をほぐすようにと、子供達の目線に合わせて呼びかけていました。

体操の後は、キャッチボール。皆さん上手です。

キャッチボールで肩が温まったら、投手、内野手、外野手とポジション別に分かれての練習。

投手は、西川さん、則本さんによるピッチング講座。

「ストレートの握りは人差し指と中指の間隔が短すぎても長すぎてもだめで、指一本ぐらいが丁度良い」と。わかりやすいです。

ストレートの握りを教える則本さん

ストレートの握りを教わったら、ピッチング指導。中には驚くようなスピードのボールを投げている選手もいました。

ピッチング指導中の西川さんと則本さん

外野手担当は中西さん。

ボールを捕ってからすぐに勢い良く投げるために、助走しながら捕ることを意識するように指導されていました。

外野指導を行う中西さん

内野指導は岩見さん。腰を低くして、ボールが勝手に向かってくるイメージで捕るように指導されていました。

内野の構えの指導を行う岩見さん

そして打撃練習。

中西さんからは、バッティングで大事なのは3つだというお話。

①ピッチャーに背中を向けない

②右打者なら左足を、左打者なら右足をまっすぐ踏み出す

③ゆっくり始動する(いきなり始動しない)

大事な事を学んだら、選手たちによるネットに向かってボールを打つトスバッティング。鋭い打球を飛ばす子供たち。

トスバッティングの終了後は、西川さんVS中西さんという、講師同士の真剣勝負。

結果はなんと、中西さんがジャストミートで軟式ボールをレフトスタンド中段へ完璧なホームラン!

野球をやっていた者とすると、軟式ボールをホームランにすること自体が難しいのに、球場のスタンドの中段にかっ飛ばすことの凄まじさに、思わず鳥肌が立ちました。笑

会心のホームランを打ってポーズを決める中西さん

そして岩見さんによるバッティングのデモンストレーション!ホームランを連発する姿に、すげー!打球はえー!と興奮を隠せない子供たちの表情が印象的でした。ボールがバットに当たった時の音がまるで違います。

あっという間に時間は過ぎ、野球教室の最後には来年プロの舞台に進む新入団選手の紹介。

甲子園で大活躍の西武入団の山田陽翔選手は残念ながら欠席(動画出演)でしたが、中日入団の福本裕基選手、オリックス入団の茶野篤政選手、そしてソフトバンク入団の水口創太選手の3選手が出席し、それぞれにプロの道へ進む抱負を語りました。

新入団選手

野球教室の後は、滋賀県出身の現役選手が提供する、グッズ抽選会。

巨人の松田宣浩選手や楽天の則本昴大選手らが提供された、サインボールやサイン色紙、ウインドブレーカーやグローブなど、豪華なグッズの数々。

抽選に当たるごとに、選手がガッツポーズして大喜びでグッズを受け取る姿に、益々野球が好きになってたまらないですよね。

子供たちに夢と野球の楽しさを存分に伝える、とても素敵なイベントでした😊

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