『洛東フーズ』80年の歴史と革新性が交錯する、大津市の中華麺製造所【島ノ関】

今回ご紹介するのは、創業から80年を誇る『洛東フーズ』さん。この店は大手メーカーにはできない、顧客である各ラーメン店のスープに合わせたオリジナルの中華麺を製造・販売されています。今回は、その魅力に迫ります。

目次

創業から80年の歴史と職人技

洛東フーズさんは、京都の河原町五条でのうどんの麺の製造店として創業されています。途中から中華麺の製造・販売に移行され、約15年前に京都から大津へ移転。毎朝5時から製造開始している中華麺は、大手メーカーが量産する麺とは一線を画しています。麺に強いこだわりを持つ1つ1つのラーメン店と密に連携を取ることで、細麺から太麺、最近なら二郎系の中華麺など、その店独自のスープやオーダーに合わせた麺を製造されています。このような手間と時間をかける製法は、大手にはできないこと。それが洛東フーズさんの麺が持つ、他に類を見ない深みと風味の秘密です。

3代目吉川隆寛さんが引き継ぐ洛東フーズの伝統と未来

現在、洛東フーズを担うのは3代目の吉川隆寛さん。創業したお祖父様やお父様が築き上げた伝統を尊重しつつも、顧客からの新しい発想に基づくオーダーを受けて、新しいオリジナル麺の研究や開発に日々挑戦されています。

吉川さんの哲学は、自分の信念も持ちながらも決して個を出さず、顧客が理想とする商品作りを徹底して行うこと。それこそが、この店が80年もの長い歴史を持ちながら、今も顧客からの強い信頼を勝ち取っているのでしょう。

製麺機の仕組みを説明する吉川さん

この価格でおうちで本格ラーメン!洛東フーズの120円中華麺とスープのセット

洛東フーズさんでは、中華麺の卸売だけでなく、店頭での小売もされています。お店で購入できるのはスタンダードなタイプの中華麺とスープ(醤油、冷やし中華)のセットは、あなたの食卓を一瞬でお店で出るようなクオリティのラーメンの早変わり!価格はなんと1食120円です。購入してから1週間ぐらいが、美味しく召し上がって頂ける賞味期限の目安です。

写真の麺は5玉分、スープは左が醤油、右が冷やし中華

早速、醤油スープを使って醤油ラーメンを作ってみました!

醤油ベースのスープは一口すれば、その香ばしい醤油の香りそのすっきりとしたあっさり感が口いっぱいに広がり、心まで温まります。

麺に至っては、その細さに見合わぬコシと食感。ふと、「こんなにしっかりとした麺なのに、なぜ伸びないんだろう?」と思ってしまうほど。その美味しさが口コミで密かに広がって、お店の向かいにある大津幼稚園に通う子供のお迎え帰りに買い求めるママたちが増えているとか。

スープのおすすめの使い方

中華麺とスープを購入したお客様から、麺を1.5玉や2玉にして食べるとスープが余ってしまうという話が出てきているそう。そこで、スープが余った時のスープの使い道を吉川さんに伝授して頂きました。

醤油スープが余った場合は、スープを使っての野菜炒めや、最後の醤油代わりに香り付けとしてチャーハンに使うのがおすすめとのこと。
対して冷麺のスープは酢の物やサラダのドレッシングとして使うと相性抜群。好みに応じてごま油やラー油、マヨネーズを足すと美味しさが増すそう。バンバンジーのタレに使っても美味しいとのことです。

あなたもこの美味しさ、手軽さを経験してみてはいかがでしょうか。一度食べれば、洛東フーズのさんのラーメンが日常の一部になること間違いなし。さあ、この驚きの価格と味で、あなたもおうちで本格ラーメンを味わってみませんか?

You Tubeも是非ご覧ください

お店の詳細

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